【ゴミ案件？】ネオプラス（澤村大地）は稼げるの？研究してみた結果・・・

今回、研究していくのはこちらの「ネオプラス（澤村大地）」になります。

最近YouTubeでよく広告を目にするのですが、澤村大地なる人物が、

「あなたの人生をたったの5日で変える」

と謳っているので、気になっている人も多いんじゃないでしょうか。

また、「動画を見た人は最低1000万円相当の特別報酬を目指せる」と、大々的に打ち出している謎の多いビジネスになります。

僕も「ネオプラスとは、一体どういったビジネスなのか？」と気になりネット検索してみたのですが、残念ながら「稼げない」とか「投資詐◯？」といった情報ばかりで「ゴミ案件なのかな？」というのが最初の印象です。

しかし、ネットの情報を鵜呑みにするのはキケンですし、よくありません、、。

そこで、僕なりに「ネオプラス（澤村大地）」を研究してみたので、この記事では研究結果をシェアしていきたいと思います。

まず、研究した結果からいってしまうと、

「ネオプラスがなんで、そのロジックで稼げるか不明、、、。」

というのが、セイジの結論になります。

なんで稼げるのか不明な時点で、これ以上書くのもアレですが、一応細かく書いていきますので、

という人は、ぜひ参考にしていただければと思います＾＾

それでは、いってみましょう！

澤村大地氏の「ネオプラス」とはどうやって稼ぐビジネスなのか？

まず、LINEに登録すると澤村氏から送られてくる動画を見ると「ネオプラス」で1000万円を目指せるビジネスモデルは、「手数料ビジネスによるオーナー収入」だと明かされます。

そして、その手数料の正体は、年間4000兆円以上の市場規模がある、FX取引所の手数料だそうです。

つまり、「莫大な手数料が発生するFX取引所のオーナーになることで、1000万円を目指せる」ってことみたいですね。

FXって本当にそんなに大きな市場規模があるの？と、思って調べてみると、実際には2020年度の取引規模は6000兆円を超えていました。

金融先物取引業協会によると、２０２０年度の店頭ＦＸ取引金額は６１７４兆円と、初めて６０００兆円を超え過去最高になった。１９年度に比べ４５％増えた。通貨別にみると個人投資家の人気が高い「円・ドル」取引が３６５６兆円と３８％増えた。新型コロナ禍による在宅勤務の広がりで売買が活発になった。６年ぶりに円安だった２１年に続いて、２２年３月に大幅な円安が進み、個人投資家の明暗を分けた。
金融庁は「店頭ＦＸ」を対象に、２１年４月から顧客の取引データを３年間にわたり保存し業界団体へ報告するよう義務づける。ＦＸ業者の運営体制を整備、利用者保護につなげる。(2022/06/12調査)

https://www.nikkei.com/telecom/industry_s/0727より

で、動画を見た人全員にオーナーになる権利を無料で配ると。

これだけの取引があれば、相当な手数料が発生しているのは納得ですが、無料で権利収入のオーナーになれるなんて、本当にあり得るのでしょうか？

僕が昔やっていたネットワークビジネスも、権利収入が手に入るとか、不労所得になるみたいに言われて勧誘されましたけど、実際はゴリゴリ作業しないと権利収入を得る仕組みを作れないし、セミナーや勉強会に参加するなど、それなりに自己投資する必要がありましたよ？

また、一般的に権利収入のオーナーになるには、その会社の株式を買って株主になるのが普通です。

なので「ネオプラス」でも何かしら費用がかかるのでは？と、思いながら動画を見ていくと案の定でした。

澤村氏いわく、この手数料ビジネスのオーナー収入を受け取るためには、「約束手形」が必要という話の流れになっていきます。（やっぱり・・。）

そして約束手形になるものとして「ホープコイン」という、仮想通貨が登場します。

要は、FX取引手数料のオーナー収入をもらうためには「ホープコイン」を所有する必要がある、ということですね。

ただ、ホープコインは無料ではなく「1ホープコイン＝1円」のレートで両替するそうなのですが、いくら分を両替すれば、1000万円の権利収入が手に入るのかは一切不明、、。

と、そこに澤村氏から、

「ホープコインは2022年に20倍での上場が決定しているので、仮に50万円分保有しておくと、1000万円が確定する。」

という衝撃の一言が？！（へ？20倍で上場確定？ん？）

つまり、将来的には「1ホープコイン＝20円」になるから、1000万円欲しい人は、最低でも50万円分のホープコインを買ってください。ってことですね。

そうなると仮想通貨へ「投資」することになるので、急にリスクがある話になってきます。

それと、上場前に取引所の情報を出せないのかもしれませんが、20倍でどこの取引所に上場するか？などの情報もないですし、そもそも上場する根拠が1ミリも提示されないので信頼性に欠けるなあ。と思いました。

結局、「FX取引の手数料を受け取る権利収入のオーナーになる」ではなく、

「ホープコインに投資しすると20倍になるから儲かりますよ」

というのが、ネオプラスのビジネスモデルでした。

澤村大地氏の「ネオプラス」1番の疑問点は『ホープコイン』と権利収入の関係性

今回、澤村氏の「ネオプラス」を研究していく中で1番の疑問点は、なぜ、手数料ビジネスのオーナーになるために「ポープコイン」を購入しなければいけないのか？です。

と、いうのも、なぜ「ホープコイン」に購入すると、FX取引所の手数料が受け取れるのか、そのロジックが一切明かされていないからです。

「ネオプラスが年間3億円のオーナー収入を独占していて、その利益でホープコインを買い支えするから買い需要が生み出せる。」

と澤村氏は語っていて、ホープコインへの投資を勧めてきますが、結局、仮想通貨への投資とオーナー収入を受け取れるのは別の話なんですよね。

どうやら、FX取引手数料のオーナー収入を手にしているのは「ネオプラス」であって、僕たちは20倍の価格で上場が決定している（まだ上場していないし、多分しない）「ホープコイン」を買って、上場した後の利益を待つしかないみたいです。

この時点で、「ホープコイン」へ投資することと、権利収入を手にできることの関係性があるよう見えて、実は全く関係ないと考えられるので、僕は手を出さないでおこうと思いました。

ただ、WEBマーケティングの観点からいうと、澤村氏は消費者の心理をよく理解した上で「ホープコイン」を紹介しているので、売り方だけを見るなら「うまいな」とは思いましたけどね^^;

動画を見ている人が欲しくなってしまうような、購買意欲をくすぐる「エッセンス」が詰め込まれていた点に関しては、よく勉強していると感心しました。

が、しかし、澤村氏が提唱する「ネオプラスで稼ぐロジック」が微妙だったことに変わりありません。

ですので、副業に興味がある人は、動画の情報だけを鵜呑みにせず「なんでそれで稼げるの？」という視点を持つことが重要です。

あと投資は「ビジネスで稼いで余ったお金を突っ込むもの」だと僕は考えていて、少ない資金を投入しても旨味が少ないと感じています。

仮に10万円を投資して10倍になっても100万円ですが、100万円を突っ込んで10倍になれば1000万円なので、投資は軍資金の多さがものをいう副業なのですね。

なので個人的には、10万円とか20万円くらいを投資に回すのであれば、1万円でもいいので、ビジネスで稼ぐための「スキルや知識を取得すること」に、お金を回した方がよっぽどリターンの大きな投資なのかな、と思います。

自己投資してマネタイズできるようになれば、毎月定期的な収入が見込めますし、ビジネスを「仕組み化」すると、

「作業量は減る」のに「収益は増える」

という状態になるので、最終的には楽できますので。

もちろん投資で莫大な利益が発生するのもわかりますが、少ない金額からスタートするなら、自分への「自己投資」が最強だと思います。

「ネオプラス」特商法は問題あり？！

最終的には「ネオプラスプレミア」という「ホープコインを買う企画」に着地を見せた澤村氏ですが、特商法を確認してみたところ、問題を見つけました。

販売業者	BPOINT PTE.LTD
販売責任者	記載なし
所在地	11 Floor,Wisma Atria,435 Orchrd,Singapore,238877
電話番号	記載なし
メールアドレス	記載なし

販売業者や所在地の記載はあるものの、電話番号やメールアドレスの記載はなく、連絡を取る手段が公式LINEしかありません。

「ネオプラス」は、「ホープコイン」が上場しなかった場合、全額返金します。と謳っていますが、電話番号やメールアドレスの記載がないのは、特商法として完全にアウトです。

LINEアカウントが消されてしまうと、澤村氏とコンタクトを取る手段がなくなってしまいますので。

それに、販売業者の所在地がシンガポールになっているので、日本から行くのはしんどいですね(^_^;)

特商法がしっかり記載されていない商材は手を出さない方が無難ですね。

まとめ

今回は、澤村大地氏の「ネオプラス」は稼げるのか？研究してきましたがいかがでしたか？

この手の案件は、「なぜ？それで稼げるのか？」という見方で、情報を精査していくことが大切かな、と思います。

僕も研究してみた結果、「ホープコインを買うと、なぜ手数料の権利収入が受け取れるか不明」だったので、参加を見送りました。

（特商法の記載内容も不十分だったので。）

こういった視点で副業を選んでいくと、失敗を避けられるはずです。

いずれにしても「まずはネットビジネスの正しい知識を知ること」が、これから堅実にネットで稼ぐためのはじめの一歩になるでしょう。

それでは、この辺で失礼します。