米澤蓮のADVANCE（アドバンス）は怪しい？調査してみた結果

今回レビューする案件は、米澤蓮さんが提唱するADVANCE（アドバンス）になります。

米澤蓮さんの提唱するADVANCEは、本来ギャンブルである競馬を「特許取得の投資ロジックを搭載したAI」によって、投資に変えてしまうというもの。

しかも、ADVANCEは「スマホをワンタップするだけ」で、誰もが同じような成果を出せるそうです。

加えてレターを見ると「週20万円を稼いでいる」など実践者のインタビューなども掲載されており、スマホをワンタップで数十万円稼げるとしたら夢のようなシステムですよね？

ですが、ぶっちゃけ言うと「クッソ怪しい・・。」っていうのが僕の本音。

スキルを身につけないと生き残ることが難しい今の時代に、まだ「スマホ1タップ系」の副業が生き残っていたとにも驚きです。w

とはいえ、これだけAIが盛んなので、

「スキルがなくてもAIで稼げれば良くね？」とか
「AI使って楽して稼ごうぜ」

と、思う人は、ADVANCEを試してみるのはアリかもしれません。

しかし、ですね、、、

米澤さんのADVANCEについて色々調べていると、”特許絡みのヤバい欠点”を見つけてしまったので、試すのはこの記事を読んでからでも遅くはないでしょう。

それでは徹底的にレビューしていきますので、

「ADVANCEって稼げるの？」
「ADVANCEは信頼できるの？」
「競馬ってギャンブルなのに投資になるの？」

と思う人は、ぜひ参考にしてみてくださいね＾＾

米澤蓮のADVANCEとは？

米澤蓮さんが提唱する「ADVANCE」は、競馬と投資を結びつける新規概念です。

スマホにインストールしたADVANCEをワンタップで起動させるだけで、特許取得の取引ロジックを使い、競馬の結果を予測し自動で馬券を買ってくれるそうです。

ADVANCEのレターに掲載されている成果を見る限りでは、それなりの利益が期待できるのかもしれません。

ちなみに、ADVANCEはどんなロジックで馬券を買って稼いでいくのか気になったので、特許内容を調べてみたのですが、長い＆難しすぎて10％も理解できませんでした。汗

一応、AIで要約したものを貼っておくと以下の通り。（ちゃんと実在する特許であることの確認できました。）

ただし、ここではADVANCEの特許ロジックを理解しているかは、さほど重要ではありません。

それよりも重要なことは、「なぜADVANCEを使うと競馬が投資になるのか？」という部分。

そして、投資になるのであれば、当然リスクがあるわけなので、そのリスクを正しく評価することが重要です。

ここからは、ADVANCEのリスクを正しく評価するために、本来ギャンブルであるはずの競馬がなぜ投資になるのか？について紐解いていきましょう。

クソ怪しい・・ギャンブルの競馬がなぜ投資になるの？

そもそもギャンブルである競馬が投資になる時点で、「クッソ怪しい・・」わけですが、米澤蓮さん曰く、ADVANCEは”投資で勝つための条件”を満たしてるので、投資として成立するそうです。

その3つの条件がこちら。

条件1 勝てるロジックを確立する
条件2 ロジックを高精度で再現する
条件3 特許を取得し模倣を防ぐ

平たくいうと、ADVAMCEは競馬で勝つためのロジックの特許を取得しているので、投資として成り立つって理論らしいです。

また、投資は「ゼロサムゲーム」つまり、「その市場にあるお金の総量は変わらないので、いかに多くを集めるか」がポイントだそうです。

で、そのためには、ADVANCEのように特許を取得して勝てるロジックを独占するのが手っ取り早いわけですね。

まあ、株式やFXの投資はロジックに基づいてトレードしますし、FXの自動売買ツール（EA）は使う人が増えると稼げなくなるので、

ADVANCEで独占的に予想して馬券を買う（投資する）→当たれば配当ゲット（利益獲得）だから競馬は投資になる

という理屈は、わからなくもないです。

また、米澤蓮さんの説明によると、

・競馬を投資として捉えて実践している人はゼロに等しく、ライバルが不在
・競馬の情報は日本語での発信だから海外の投資家の参入障壁が高い

などを、競馬が投資として成り立つ理由としてあげられていました。

とはいえ、投資とは企業や人の成長性を加味して、将来の継続的な利益（リターン）を見込んで長期目線で出資するもの。

つまり、投資には資産性があるということ。

（FXなどデイトレードは除きますが。）

対する競馬は、馬のコンディションやコース状況、ジョッキーの腕などを瞬時に読み解き、短期決戦で勝てそうな馬に出資するものです。

馬券を買って（出資して）リターンがあるという点は同じですが、競馬の投資が資産になるかと言われると・・・、「ない。」ですよね。

もちろん、独自のデータ分析ロジックにより、ギャンブルである競馬の負け要素を極力排除し、ビジネスに変えるという発想は面白いと思います。

ただ、ですね、

ADVANCEのロジックは特許を取得していますが、「一生独占できる」というわけではありません。

と、いうのもですね、

「特許権は出願してから20年経つと独占の権利が終了する」というルールがあるんですよ。

つまり、発明から20年たった特許は、誰でも使えるということ。

で、米澤連さんのADVANCEですが、特許番号の5159592号を調べると、

・出願日は（2008/12/22）
・存続期間終了日が（2028/12/22）

となっています。

そうすると、米澤蓮さんがおっしゃった「投資で勝つための3つの条件」

条件1 勝てるロジックを確立する
条件2 ロジックを高精度で再現する
条件3 特許を取得し模倣を防ぐ

の、「条件3 特許を取得し模倣を防ぐ」は、（この記事執筆時点から）あと4年もすると破綻することになります。

「短期的に稼げればいいや」という考え方の人には関係ないと思いますが、ADVANCEを使い「長期的にビジネスとして稼いでいきたい」という人は、いずれロジックが破綻することを念頭に置いておく必要があるでしょう。

「特許の権威性を使って訴求できなくなる前に、売りまくろう」

みたいな裏があるのでは？と勘繰ってしまうのは僕だけでしょうか？

ADVANCEの実態調査で判明した「矛盾点」について

今回、ADVANCEの実態を調査していく中で、AIについて米澤蓮さんの説明と矛盾する点があったので、検討材料としてお伝えしておきます。

こちらがADVANCEに搭載されているという「X-AI」でして、

・各馬の成績
・走破タイム
・距離適正
・コース適正
・血統
・騎手
・馬場状態
・レース傾向
・リアルタイムオッズ

これらのデータをレース直前まで収集、分析して馬券を購入するAIだそうです。

しかし、ADVANCEが採用しているロジックの特許を読み込むと、

 【００２０】

なお、ＪＲＡ−ＶＡＮデータサーバ２０から提供される情報には、出馬表、出走馬のローテション、騎手・調教師の戦績、デビュー以降の全レース成績、血統・兄弟馬、時系列オッズ等が配信されるが、本発明の馬券選定装置１０で利用する情報は、このうちの時系列オッズだけである。

https://patents.google.com/patent/JP5159592B2/ja

と、記載されており、実際のところ馬券の予想に使われる情報は時系列オッズだけ、という事実が判明しました。

もちろん、「X-AI」は本当に他のデータも使って演算しているかもしれません。

しかし、重箱の隅をつつくようですが、オッズのデータ以外も使っているとなると、”特許を取得していないロジック”を使っていることになります。

商品をすごそうに見せたい気持ちは理解できなくもないですが、事実と矛盾する訴求はあまり誠実じゃないのかな、と。

「ADVANCEがスマホワンタップで稼げるなら、多少のことは黙認しよう」

みたいな考え方もできると思いますが、参加費が248,000〜321,000円（税込）もするので、慎重に検討してもいいんじゃないでしょうか。

まとめ

今回は米澤蓮さんの提唱する「ADVANCE」がクッソ怪しかったので、色々と調査してきました。

ADVANCEは特許取得の馬券選択ロジックを搭載しており、スマホをワンタップするだけで、勝率（厳密には回収率）の高い馬券に投資して配当で稼ぐというものでしたね。

しかし、競馬が投資になるのかと言われれば、資産生がないので「投資にならない」というが僕の見解です。

特許の関係で（2028/12/22）以降はADVANCEのロジックは誰でも使えるわけなので、飽和する可能性もあるわけなので・・。汗

僕の意見としては「投資は稼いで余ったお金でやる」くらいの方がいいです。

投資で稼ごうと思ったら、

「多くの資金を準備する」
「資金が少ないなら大きなリスクを取る」

のどちらかです。

で、資金のない人は、必然的にリスクを取るしかないわけですが、あまり賢い選択とは言えません。

お金を失うだけで、得るものが何もないので・・。

（お金を失ったという経験は得られますけど、そんな経験は大して役に立ちません。）

スマホワンタップで稼ぐのは魅力的ですが、もしあなたがまだ副業で稼げていないなら、

「稼ぐための知識、スキルの取得に自己投資して全力で稼ぐこと。」

これが、今の先の見えない時代を稼ぎ抜く”唯一にして確実なやり方”だと思うので、どこにお金と時間を投資するかを意識していくと良いでしょう。

もちろん、

「自分は短期的かつ一時的に稼げればいい」とか
「スキルなんて覚えるのは面倒だな」と

思う人はADVANCEを試してみてもいいかもしれませんが、僕は責任を取れませんので悪しからず。

ということで、今回の副業研究はここまで！

最後まで読んでくださいましてありがとうございました＾＾

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