[temp id=2]
今回は、西村泰一氏の「バブルマネーハンター」について稼げる副業なのかを掘り下げていきたいと思います!
バブルマネーハンターは「今来ているインターネットビジネス史上最大のバブルに”クリック&コピペ”で乗かり、毎月100万円の安定収入を得ましょう」と謳った案件になります。
インターネットビジネスと一口に言っても「アフィリエイト、ブログ、せどり、投資」などジャンルは色々あるので、一体どのジャンルに史上最大のバブルが来ているのでしょうか?
そしてバブルが来ているとしても、本当にクリック&コピペで毎月100万円稼げるノウハウなんて存在するのでしょうか?
怪しさ全開の案件ですが、本当にコピペで稼げるならとんでもないノウハウです^^;
でも、うまい話には「裏」があると思うので、メルマガとLINEに登録すると送られてくるバブルマネーハンターの解説動画やランディングページを調べつつ、ネットの評判や口コミを元に調査してみました。
バブルマネーハンターが
・本当にクリック&コピペで稼げるのか
・稼げるなら、一体どんなノウハウなのか
を知りたいという人は、ぜひこの記事を参考にしてください^^
それでは、いってみましょう!
西村泰一氏とはどんな人物?
西村泰一氏はネットビジネス黎明期の2000年から現在まで、20年以上にわたり活動しているネットビジネス業界の大御所だそうです。
見た目は肌艶がツルッとしていて若そうに見えますが、なんとすでに還暦を超えられています。
全然還暦に見えないです・・・w
還暦を迎えた西村氏は今回ローンチでインターネットビジネス界の引退を表明しているので「バブルマネーハンター」は西村氏にとって最後の引退商材ということになります。
バブルマネーハンターの正体は「せどりツール」だった
送られてきた動画から察するに「バブルマネーハンター」の正体は、ebayというネット通販のプラットフォームに商品をクリック&コピペで出品して稼ぐためのツールになります。
要は国内通販で見つけた安い商品をebayに出品して、その価格差で稼ぐための「せどりツール」がバブルマネーハンターというわけです。
しかも「アマゾン、ヤフオク、メルカリ」でリサーチした商品をバブルマネーハンターを使ってebayで無在庫転売することで、物販特有の在庫を持つリスクを回避することができるツールになります。
※ebayでは無在庫出品は禁止されていません。
ではバブルマネーハンターの無在庫転売の手口を見ていきましょう。
作業はほぼコピペで完結するが・・・
バブルマネーハンターの作業手順は次の通り。
2.国内通販(アマゾン、ヤフオク、メルカリ)で品番をペーストして商品を検索して在庫確認
3.ebayで過去に売れた商品IDをコピーしてバブルマネーハンターにペーストする
4.Amazonの商品IDをコピーしてバブルマネーハンターにペーストする
5.検索ボタンを押す
6.販売価格を設定する
しかし売れた後の商品仕入れや輸出の手続きなどの説明はなかったので、クリック&コピペで完結するのはebayへの出品だけという可能性が高いです。
売れた後は商品の仕入れ(落札)や発送作業があるわけなので、流石に全ての工程がコピペのみで完結するとは思えません。
もし全ての工程がコピペのみで完結しないのであれば、バブルマネーハンターを実践すると仕入れや商品の発送にどれくらいの時間や作業量が必要なのか気になります。
というのも、売りまくって稼げたとしても時間的自由がなくなったのでは、本業の他に掛け持ちでアルバイトをしているのと同じだからです。
結局、売上に比例して時間と労力が増える「労働型のビジネス」は、売れば売るほど自分の首が絞まっていくんですね。
どうせビジネスをするのであれば、仕組みを構築することで労働時間を減らせる「資産ストック型ビジネス」に取り組んだ方が、時間の自由を手にできるのでおすすめです。
ebay無在庫転売ビジネスは「ブルーオーシャンなバブル市場」とは言い難い
西村氏はネット通販需要の拡大で売り上げが伸びているが、日本人の参入者が少ないebayはブルーオーシャンだと語っていました。
ebayの公式サイトによる取引高は10.9兆円もあり、アメリカではAmazonに次ぐ売上第2位の通販サイトなので確かにバブル市場かもしれません。
しかしバブルマネーハンターを使った「無在庫転売のビジネスモデル」がブルーオーシャンと言えるかは少し疑問です。
というのも、バブルマネーハンターは国内通販(アマゾン、ヤフオク、メルカリ)に出品された、数に限りがある商品を仕入れてくるわけなので、どうしても仕入スピードの勝負になるからです。
例えるなら、生簀(国内通販サイト)に入った魚(商品)を誰が早く釣り上げるか競っているような状態です。
つまり無在庫転売で稼ごうと思ったら、一般の消費者や転売ヤーに混じって早い者勝ちで商品を仕入れる必要があるんですね。
本来なら最初に商品があって「誰に売るか」という部分で、マーケティングして顧客を獲得するわけですが、顧客以前に仕入れる商品の奪い合いをしている時点で、転売ビジネス自体がレッドオーシャンだといえます。
要は顧客よりも少ないパイを奪い合っているわけですからね。
もちろん国内と海外の商品需要は違う(日本では見向きもされない商品が海外では人気だったりする)ので、国内の転売ヤー全員がライバルになるとは限りませんが、無在庫転売ビジネスは仕入勝負になることは間違いありません。
しかし商品が売れたタイミングで確実に仕入れられる(落札できる)わけではないので、商品を届けられない場合も出てくるはずです。
もし商品が届けられなかった場合、出品者はebayからペナルティーを受けるケースがあります。
正直なところ仕入れのスピード勝負があったり、ペナルティのリスクがあるビジネスモデルが、ブルーオーシャンとは全く思えません。
バブルマネーハンターで稼ぐには、副業レベルでもかなりの作業量が必要
転売ビジネスの利益率は約15%〜25%くらいなので、副業レベルで稼ぐ場合でもかなりの数を売り捌く必要があります。
無線機の利益は、送料やebayの手数用を引かれた35,280円です。
バブルマネーハンターを使ったebay無在庫転売の利益率を計算すると「19%」でした。
35,280円(利益)÷183,911円(売上)×100=19%(利益率)
ちなみにバブルマネーハンターの利益計算には、発送代行業者の手数料は入っていません。
もし代行業者を使うなら利益率はさらに下がるので、バブルマネーハンターの利益率は15%〜20%前後といったところでしょうか。
つまりバブルマネーハンターで宣伝している100万円の利益を出そう思ったら、甘く見積もっても500万円以上の売上が必要といわけです。
ただ、副業レベルの人が、売上ベースで500万円稼ぐのはかなり大変だと思います。
例えば1個1万円の商品なら、500万円売り上げるためには500個売る必要があります。
月500個売るとなると、30日間毎日やっても1日あたり16個の商品を捌かなくてはいけません。
しかもバブルマネーハンターは在庫を持っていないので、仕入れはその都度になるため販売個数と同じく500回必要です。
つまり販売と仕入れ作業を合計1000回もしなくてはいけないのです。
もちろん捌く商品の数を減らすのであれば、より高く売れる商品をリサーチすれば少ない作業時間でも稼げるかもしれません。
ただしバブルマネーハンターで稼ぎ続けるためには、売れた分だけ仕入れるという無在庫転売ビジネスの特性上、一括大量仕入れができないので
という作業を常にやり続けなければいけないのですね。
それこそ月100万円の利益(売上500万円)を達成するためには、副業レベルでなく専業としてガッツリ作業しないと厳しいと思います。
つまりバブルマネーハンターで大きく稼ぐためには、常にパソコンに張り付いて作業する必要があるわけです。
バブルマネーハンターをやってみるメリット、デメリット
メリット
バブルマネーハンタをやってみるメリットは以下の3つです。
これがバブルマネーハンターをやってみる1番のメリットかもしれませんね。
Amazonなどにある商品コードをコピーしてバブルマネーハンターに貼り付けるだけで、面倒な商品説明や画像の挿入などしなくても、勝手に元のサイトから引用してくれるので、ガンガンebayに商品を出品することができます。
実践動画を見た限りでは、めちゃくちゃ簡単な作業で出品が完了していました。
バブルマネーハンターに仕入れ金額や自分で設定した販売価格を入力すると、送料や関税還付金などを差し引いた粗利を瞬時に計算してくれます。
なのでebayに出品する前のリサーチの段階で「この商品だったらこのくらいの利益になるな」というのを考えながら商品を選べるわけです。
物販をやる上で1番ネックになるのが、仕入れた商品を在庫することです。
しかしバブルマネーハンターなら、先にebayに出品して売れたら国内の通販で仕入れる無在庫販売ができるので、在庫を抱えるリスクがありません。
ただし、先ほども言いましたが商品が売れた後に仕入れるため、もし商品の仕入ができなくて購入者へ届けられないとペナルティを受けるケースがあります。
デメリット
バブルマネーハンターのデメリットは以下の3つ。
西村氏の動画ではebayに出品する際の手数料のことは一切触れられていませんが、元々オークションサイトだったebayは出品する際に出品数に応じて手数料が必要です。
もちろん無料出品枠もあるのですが、100万円の利益レベルで稼ぐとなると無料枠だけでは足りない可能性が出てきます。
そうなると大きく稼ぐためには、必然的に手数料を支払うことになります。※詳しい手数料はこちら
僕が常日頃から言っていることですが、プラットフォームに依存するビジネスは規約変更で一瞬で稼げなくなるリスクがあります。
例えば、YouTubeが以前はテキストスクロール系の動画でも稼げましたが、今はテキストだけでは収益化が認められていません。
同じようにebayが無在庫転売を禁止したらバブルマネーハンターのロジックは崩壊して稼げなくなります。
バブルマネーハンターはいわいる「転売」なので、作業量に比例して収入が増えていきます。
ということは、やったらやった分だけ稼げるということです。
でも裏を返すと作業量が増えるということは、それだけ労働時間が増えていくわけです。
バブルマネーハンターの場合は、商品をリサーチしてebayに出品して売れたら仕入れる(落札)をし続けなければ稼げなくなってしまいます。
要は自転車に乗っているようなものなので、常にペダルを漕ぎ続けないと倒れてしまうのです。
働き続けないと稼げない状態は、時間を切り売りしてお金を稼ぐ「労働収入」の状態なので、お金は稼げても自由な時間を手にすることは難しいんですね。
バブルマネーハンターの評判・口コミ
ネットの評判や口コミでは、西村氏のバブルマネーハンター使って実際に稼げたという声は、残念ながら見当たりませんでした。
逆に「バブルマネーハンターは稼げない」とか「詐◯商材?」といってレビューしているブロガーが目につきます。
ただ、そう言う人たちに限って商材の怪しそうな箇所を叩いて詐◯商材とか稼げないとか言ってるだけで、客観性にかける意見が多かったです。
この手の情報商材を検討する時は、客観的に批判している意見を参考にすることが大切です。
なのでこれからネットで稼いでいくためにも「正しい情報は何か?」を見分けて、その情報を元に自分の頭で考える癖をつけていきましょう。
まとめ
今回は西村泰一氏の「バブルマネーハンター」が稼げる副業なのか?やその評判について掘り下げてきましたが、いかがだったでしょうか?
調べてみるとバブルマネーハンターは、海外通販サイトのebayに国内通販(Amazon、ヤフオクなど)の商品を出品して稼ぐための「せどりツール」であることが判明しました。
バブルマネーハンターは在庫を持たなくていいので一見ノーリスクで稼げるように見えますが、ebayは出品するだけで手数料がかかるため売れなければ普通に赤字になります。
なお、バブルマネーハンターを使えばebay無在庫転売で一時的に稼げるかもしれませんが、ebayの規約改定で無在庫販売が禁止されないという保証はどこにもありません。
と、いうことは、ですよ?
バブルマネーハンターは、ebayの規約次第でロジックが吹っ飛ぶリスクを抱えているわけです。
しかも他で応用が効かないノウハウ(ツール)なので、かなりリスキーな稼ぎ方だといえます。
もちろん
・短期間ですぐにお金を稼ぎたい
・簡単な作業だけで稼ぎたいという
という人はやってみても良いかもしれませんが、積極的にオススメはできません。
確かに「コピペで稼げる」というフレーズは魅力的かもしれませんが、簡単に稼げる方法などは世の中に存在しませんし、単純作業をいくらこなしたところで一生かかってもビジネススキルは身につけられないのです。
正直なところ副業に取り組むのであればツール任せに稼ぐのではなく、一生通用する「本物の稼ぐスキル」をあなた自身が身につけたほうが、長い目で見るとお金の悩みや労働時間から解放されていきます。
ですから、あなたが副業を選ぶ時は「稼ぐスキルが身に付く副業かどうか?」を基準に選んでみてくださいね^^
「何を選んだらいいかわからない…」という人は、お金をほとんどかけずに始められてマーケティングスキルなど一生通用するビジネススキルを身につけられる「情報発信ビジネス」から始めるのもオススメですよ。
それでは!今回はここまで。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました^^
[temp id=1]
コメント